北海道議会議員
冨原 亮とみはら あきら

もっと輝け!愛する郷土

活動報告report

寒中みそぎ祭り

2024年1月14日

1月14日、渡島管内木古内町にて開催された寒中みそぎ祭りにご案内をいただきましたので出席しました。

今年で194回目の開催となったこの寒中みそぎ祭りは、昨年11月6日に道文化財保護審議会より道教委に対して答申がなされ、11月22日の道教委会議での審議を経て11月28日の道教委公報による告示により道の無形民俗文化財として指定登録がなされております。

指定登録決定の際には私のもとにも地元木古内町や関係者からの喜びの声が多く寄せられましたし、関わらせていただいた私としてもとても嬉しい指定登録でした。

平成26年3月に道教委に対して質問し議論した際には、江差町の姥神大神宮祭礼や木古内町の寒中みそぎなどは、江戸時代から行われている地域に根づいた重要な文化財であるとの見解を示していただきましたが、当時はまだ道内の風俗習慣であるそれら伝統的な祭で、国や道の指定となっているものはありませんでした。

それから地元関係者や道教委など関係機関の調査取組みなどのご尽力があってこの度の指定登録の運びとなりました。

寒中みそぎ祭りに関わられてこられた皆様には心からこの度の指定登録をお祝い申し上げます。

先んじて取組んでいた松前神楽の国指定決定の際に感じた嬉しさは忘れることができませんし、この寒中みそぎ祭りの文化財としての評価をさらに高めていけるよう、引続き地元関係者や関係機関との取組に力を注いでまいります。

【参考】

https://www.town.kikonai.hokkaido.jp/kanko/event/kantyu.html